ノンジアミンQ&A ①

query_builder 2023/07/15
ノンジアミン
25682510_s

今月はノンジアミンカラーについて、美容師さんからよく頂く質問の3つに注目して、お答えしていきたいと思います!


まずは1つ目のクエスチョン

「ノンジアミンなのに、なぜ染まるのか?なぜ明るくなる?」


皆さんはノンジアミンカラーやノンジアミンというと言葉を聞いた時に何を連想しますか?


おそらく多くの方がヘアマニキュア天然のヘナを思い浮かべるのではないでしょうか。

また、染まりが少し甘いや、根本から塗れない、馴染みが悪いなども挙げられますね。


結論からお伝えしますと


皆さんが普段から使っているカラーと同じアルカリカラーです。


これだけで話が終わってしまいそうです( ・∇・)


染まる→酸化染料を使用している

明るくできる→アルカリと過酸化水素を使用する酸化染毛剤である

となります。



ここからは前置きを挟みながら簡単に解説していきます。


ノンジアミンのマニキュアやヘナは主にキューティクルの外側に吸着するもので色持ちや、発色に少し難があったりします。

弊社のノンジアミンヘルバは一般的に使われている1剤と2剤を混ぜて使用するアルカリカラーと同じ酸化染毛剤です。

酸化染毛剤とは髪の毛の中で発色することができるカラー剤で、髪の毛の中で染料が留まるため色持ちや発色が良いと言われています。

皆様が普段使用しているカラー剤と同じですね。

もちろん原理原則も同じです。


ポイントは1剤のチューブの中に入っている酸化染料(髪の毛の中で色を発色させるもの)にアルカリにあります。


日本では約60種類の酸化染料を使用しており、その組み合わせでいろんな色のカラー剤を作っています。更に2つの種類に分類することができ、それがジアミン系染料とノンジアミン系染料です。


ジアミン系染料はヘアカラーが流行した2000年前後〜現在もパラフェニレンジアミンを中心としたカラー材がプロフェッショナル、市販で多く使用されています。

ですがノンジアミンヘルバはジアミン系染料を一切使用せず、独自の配合でノンジアミン系染料のみで色を作っています。


どちらも同じ酸化染料ですが種類が違います。

ノンジアミン染料の特徴は、ジアミンカラーでは表現しにくい透明感や彩度が出せます。


また、1剤のチューブにはアルカリも含まれていて2剤のオキシ(過酸化水素)と反応して髪を脱色させます。

ここも一般的なアルカリカラーと同じく原理は一緒ですね。

ただヘルバは酸化染料が一般的なアルカリカラーより多く含まれているためチューブ内のアルカリ比率が少なく設定されています。

アルカリによる脱色でリフトもできるが、デメリットになる髪や頭皮へのダメージや刺激を最小限に抑えている設計です。


ノンジアミンというワード

ヘナ、マニキュア

のイメージがあるとなかなか想像しにくいですよね。

このイメージはお客様も同じです。


↑のノンジミンメニューと比較すると

⭕️根本から塗れる

⭕️黒髪をリフトできる

⭕️酸化染毛剤なので内部で発色(色持ち)

⭕️提案できる幅が広がる

などのメリットが見えてきました


まだまだ特徴や注意点も多くございます。

もっと詳しく知りたい方は↓


アペティート化粧品株式会社

052−883−1181


次回のクエスチョンは…


「アレルギーや刺激について」

にお答えしていきます!

NEW

  • ノンジアミンフォローアップ③

    query_builder 2024/11/22
  • ノンジアミンフォローアップ②

    query_builder 2024/11/15
  • ノンジアミンフォローアップ①

    query_builder 2024/11/08
  • ジアミン除去とは?についてお答え致します③

    query_builder 2024/10/23
  • ジアミン除去とは?についてお答え致します②

    query_builder 2024/10/17

CATEGORY

ARCHIVE